伊良部シリーズはこれで一気に読んでしまったわけだが。
今後続編が出るかわからないけど、総じておもしろかった。
読んでて思ったのが、奥田英朗という人は心がとても若いんだろうなということ。
若作りの文章なら取材すれば誰にでも書けるけど、彼のそれは天然を感じさせ、
それによりキャラクターがいきいきして見えてくる。
作中あまりしゃべらず、愛想のかけらもないマユミちゃんが並み居る園児にジャイアントスイングを掛けて回ったり、何もしてないのに猫がよってきたりとか。その猫に注射させたり発想自体が若いんだろうなと思った。ちょっと最後の町長選挙とカリスマ家業はマユミちゃんにしゃべらせすぎの感は残ったけど。
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